妊活を行っていく中のトラブルの1つに流産が挙げられます。詳しく説明しますと、妊娠をしてから22週が経過する前に赤ちゃんが育たなくなってしまう事を指します。


妊娠初期の流産は比較的発症率も高めで、一般的には10~15%ほどと言われており、30代後半から40代などの高齢出産における流産になりますと確率はさらに上がり20%近くになると言われています。


流産が起こる原因としまして、母体側が原因なのでは・・?と思う方もいらっしゃるかと思うのですが、この妊娠初期の場合ですと母体側ではなく、赤ちゃん側に何らかのトラブルが発生したことによるものがほとんどです。


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例として挙げられるのが、受精卵に異常をきたしていることなどです。この場合は、母親にはどうする事も出来ないのが現状です。赤ちゃん側の力が弱く、育つことが出来なかったため流産してしまったという事になるんですね。


せっかく授かった赤ちゃんを流産と言う形で別れなければならないのはとても悲しい事ですが、自然の摂理として捉え、また新たに妊活に励んでいかなければなりません。


その他にも、妊婦さん側に問題がある場合で流産をする事もあります。例えば子宮の形が変わってしまうなどの子宮に関するトラブル、さらには糖尿病や腎臓病などの健康的な問題も可能性を高めてしまいます。

流産の種類は?



流産と一言で表してもその種類は複数に及びます。
進行流産、不全流産、完全流産、稽留流産などの種類があります。


基本的に流産と言うと、お腹に痛みを感じることが多いのが特徴です。しかし、この内の稽留流産はお腹の中で赤ちゃんが息を引き取ってしまった状態にあたる流産なのですが、妊婦さんには痛みや出血などの自覚症状は一切ないのが特徴になります。


そのため、気が付かないまま赤ちゃんが死んでしまったと言うケースもあるんです。


赤ちゃんの状態を知るために、超音波検査などを行っていくのですが「赤ちゃんが写らない」「心臓に動きが見られない」などを判断しながら診断をして行きます。


また、1度のみならず何度も何度も流産を繰り返してしまう事もあります。3回以上流産が繰り返し発生した場合、習慣性流産となり、妊婦さん側に問題がある可能性があるため、子宮やホルモンに異常がないかのチェックをして行きます。


一般的には3回流産が起きてから検査を行いますが、高齢出産など時間的にもあまり余裕がない場合は、2回目の段階で検査を行う事もあります。


流産の処置はどうしたらいい?



医師に「流産です」と告げられることによるショックは計り知れないものでしょう。ただ、流産になってしまった事はもうどうしようもありません。結果的には残念なのですが、気持ちを切り替えて再び妊活に取り組んでいきましょう。


妊娠初期に流産と診断されたのであれば、自然排出を待っても問題はありません。注意をしなければならないのはある程度赤ちゃんが成長をしている状態です。


絨毛組織などを子宮に残したままにしてしまいますと、炎症を引き起こしてしまう可能性がありますので、この場合は医師に相談をして早めに処置をしてもらう事が大切です。


この時に行われる処置は、子宮口を開き、中に含まれているものを掻きだすと言う方法を取ります。


一見すごい痛そうに見える手術なのですが、静脈麻酔を打ち、完全に意識を失った状態で行われる手術になります。長時間に渡ると思いきや、施術時間もたったの10分程で終わりますので手術自体は難しいものではありません。


ただ、その前後にも色々と行う事がありますので、日帰りという訳にも行かず大抵は1泊2日の入院を行う事になります。


この手術が終わった後は1週間近くしっかりと体の疲れを取って上げることが必要です。生理を繰り返していく事で、傷がついてしまった子宮内膜を徐々に元通りにしていきます。


おおよその目安として、次の妊活を始められるのは半年頃となるのが一般的です。